私は牧師の父親を持つクリスチャン家庭で育ちました。その頃、私たちは律法的な教えの下にあり、神の御前に受け入れられる者となることに焦点を当てていました。

5年生の時、私はある牧師からジョセフ・プリンス氏のメッセージを紹介されました。当時、吃音症であることが原因で、私は不安を抱えて苦しんでいました。クラスでは成績優秀者でしたが、人々や群衆の前に立つことにいつも恐怖を覚えました。自分の症状についてクラスメイトにからかわれたこともあり、そんな時はいつも泣きたい気持ちになりました。いつも吃音症であることを意識してしまい、話すことをやめようと自分に言い聞かせたほどでした。

恵みの福音を通して、私はキリストの愛、罪の赦し、自分の欠点や不完全さを受け入れてくださる神を体験し、その理解を深めることができました。キリストが十字架で全ての代価を払ってくださった故に、私は流暢に話す自分を思い浮かべ、それを宣言するようになりました。

私は徐々に自分の吃音症や話し方を意識しなくなっていきました。代わりに、自分の人生におけるイエスのご臨在にもっと焦点を当てられるようになったのです。キリストにあって私は神の義であり、主の打ち傷によって私は癒されたことを常に宣言しました。

ある日、私は自分が流暢に話せていることに気が付きました！吃音症の恐れを抱くことなく、クラスメイトや先生の前で話せるようになり、さらに良い成績を収めるようになりました。周りの人も、私が流暢に話していることに気付き始めました。現在、大学の新入生となった私は、教室で大勢の人の前に立って話したり、通っている地域教会でキリストの素晴らしさと主が完了された御業について証したりできるようになりました。

神の恵みにより、私はもはや話すことが苦手な恥ずかしがり屋ではなく、キリストの大胆さを自由に受けた神の子となることができました。全ての栄光が神にありますように！

匿名希望 | フィリピン

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